「今までだって、うちのいいところはアピールしてるけどね。でも他社にもっていかれるんだよね」といった話をよく聞きます。
「うちの技術は世界一です!」「当社のボルトは本当にいいんです!」「うちの技術者はかなり技術が高いです!」といくら言っても、他社に持っていかれてしまう。それはなぜかといと、自分で言っていることは、“自慢話”か“宣伝文句”か、単なる“アピール”ぐらいにしか伝わらないものなのです。「え、本当のことを言ってるんですよ」という方もいますが、本当のことでもです。
本当のことを本当のこととして伝える為には、証拠を見せなければいけません。「動かぬ証拠を見せろ!」というあれです。
宣伝ですから、みんな“アピール”はします。しかしそれだけでは誰も信じないということです。“プルーフ(証拠)”がなければ駄目です。効果のないほとんどの広告には、それが抜けています。
しかし、それも仕方ありません。本当にいいものであればあるほど、当事者はいいものであると確信を持っているわけですから、「本当にいいんです!」とアピールするだけのタイプの広告が多く、プルーフを忘れがちです。残念ながら、それでは誰もいいものだとは分かってくれません。だから売れません。しかも当事者には、どうしたら第三者に伝わるかが大変わかりにくいものなのです。
「うちの製品はいいんだけどね、でも売れないんだよ。宣伝もしてるよ。」という場合、ほとんどこの、証拠、証明が足りないケースです。
バリエは、受け手と同じ第三者の立場で、お客様へのインタビューを通し、お客様の様々な特長を見つけ出し、しかもどう表現したらそれが伝わるかを検証していきます。(多分他社は、いただいた原稿をもとにレイアウトをしたり、表面的な取材を通して得た材料を“料理”するということになりがちです)
時には、ISOのように“物的証拠”を使う時もありますし、そういうものがなければ外堀を埋めて行くような“状況証拠”を使って“証明”していく時もあります。今までに一度も商品が売れたことない場合は別ですが、一度でも売れたなら、買い手が買おうと思った理由と、その商品が良いと信じたプロセスがある筈です。それを丁寧に拾って行き、表現していくというのがバリエのやり方です。
バリエは45年で4,500社以上の会社案内を作り続けてきた専門会社です。その中で、この事に気づき、プルーフを見つけ表現していく技を磨いて来ました。