ブランドの正体って考えたことがありますか。例えば御社が金属加工メーカーだったとして「◯◯社の社マシニングセンタっていいよね」って、買う前から商品の良いことがわかっているということが、ブランドと言えるかも知れません。
ブランド品は、製造の背景もみんなが知っていたり、その開発ストーリーやエピソードまですらすら言える人もいるくらいです。「入力の操作が比較的簡単」とか、「アフターサービスがいいという評判だけど」とか、「もともとは航空機部品を作っていたから精度が高い」とか、みんな普通の商品については知らないけど、有名企業、有名商品については詳しいですよね。
みんなが、“買う前から良い商品であることを知っている”というのが鍵だと思います。
でもこれって、会社案内でもできるんです。
御社について、ほとんど何も知らなくて、良い評価を持っていないかも知れない見込み客が、御社の新しい会社案内を見終わった後「ヘー、あの会社のOEMをやってるんだ」とか「持ってる特許の数が多いんだね」とか「創業が明治25年てすごいね」「納入先がうるさいところばかりだ」等々、会社案内を見る前は御社は無名企業だったのが、見た後はブランド企業に並んだか、いい位置に付けられたと思いませんか?
よくできた会社案内を見てもらうことで、数百社の見込み客の御社に対する見方を、劇的に変えることができるかも知れません。
だから、BtoBの新規開拓の為には、会社案内を作り直した方がいいに決まってるんです。
でも作り方には、落とし穴があって、気をつけなければいけないポイントがあります。
「良い事」が「良い」と伝わるためには、工夫が必要です。